令和初の新入社員へ
10月1日に令和初!新卒社員を迎えるにあたっての内定式がありました。
精鋭6名が来春に入社予定です。
そこでお話した内容を少し書き残しておきたいと思います。
まずを持って「ホロニック」という社名の語源・・・これは創業以来、変わらない普遍的な概念があります。
自立、独立した個々人の有機的な調和、結合
今期その意味を価値観として「主体性と主体性の応援」という言葉として記しています。
これは一見一聞すると耳触りがよく聞こえますが、一方でこれ、個々人の「自覚と自信」が要るものです。
「自信」とは「自分を信じる力」、つまり皆さんは「信じられる自分になること」が大事!
ということを伝えました。
なぜでしょうか?
それは、これから社会人になってから、今では想像できない現象がたくさん自分の前に現れてくるからです。
つまり信じられないような事象や事柄が普通に直面してくるからなのです。
思えば、私も皆さんが生まれた頃約20年前にホロニックを起業しましたが、それ以降想像しなかったことが普通に起きていましたし、
今でも起き続けています。
例えば、今やネット、メール、携帯、スマホ・・・などは老若男女、普通に扱い持ち合わせているものですが、2
0年ほど前にそれはまだ普及していませでした。
その頃に人はどうやって生活していたのか想像つきますでしょうか?
しかも、その時期は歴史の教科書で紹介されるような昔の話ではありません!
まだ最近・・・ここ20年くらいの話です。
そんな過去20年でも想像つかなかった出来事がたくさん起きました。
100年に一度起こるか起こらないかの地震が2回も起きましたし、歴史上最悪と言われる台風が毎年のようにやってきて、
100年に一人!と言われるような逸材(高校野球など)も5年に一人くらい輩出されています。
従って、これから・・・も今想像ついていないようなことがこれからの世の中で起こってくることでしょう!
こんな想像つかない世の中において拠り所に出来ることは教科書的な「正解」ではありません。
歴史に学ぶことが勿論、大変重要なことでありますので過去の経験則が活きることもたくさんあります。
しかし、それに従っているだけでは、想像のつかない事態や事象についていくことは出来ません。
一方、かといって想像のつかない事態や事象を想像することはほぼ不可能です・・・
なぜなら事態や事象の想像つかないわけですから・・・(堂々巡りのようですけど・・・)
だからこそ「自分を信じる力」が必要なのです。
「信じられる自分になること」が大事なわけです。
どうしたらよいのでしょうか??
これも「正解」はないのだと思いますが、ひとついえることは
「正しい選択(答え)を探す」のでなく、「選択したことを正しくする」
何かを見つけようとするのでなく、決めたことを見出し、それを正解にしていこうとする「意志」や「姿勢」が大事だということです。
そのために必要なことは、知識、見識、胆識とかいわゆる自分を磨きながら「自分を信じられる力」をつけることです。
ホロニックが行っている業種(ホテル等の対面接客サービス業)においてはこれから大きな激変が想像につきます。
想像のつく範囲で事態が終わらないと思ったほうがよいわけですが、わかる想像の範囲でもわりと大きなうねりがある
業界だと思っています。
例えば・・・
今から20年前、海外からの日本への渡航者は年間500万ほどでした(ちなみに10年前は800万)
そして2019年度はおそらく4000万くらいになるでしょう。
日本から海外へ行く渡航者はこの20年変わらず1500万人ほどです。
私が学生の頃は海外旅行ブームで、「行く人」に溢れていました。
しかし、これからは「来る人」のほうが圧倒的に増えるようになります。
今年はラグビーW杯、来年は東京五輪、2025年には大阪万博・・・れら一過性にイベントに過ぎないと考えるのは適当な認識ではありません、
イベント自体は一過性ですが、このイベントを通じて世界の人々に日本という国の魅力を伝える絶好の機会になっているのです。
つまり「日本のブランディング」です。
必ずしも成功するとは限りません・・・ここでしっかりブランディングがなされなければそれこそ一過性に終わり、むしろ日本にまたやってくるための理由は動機が減退し、それがひいては日本経済に影響を及ぼすことでしょう!
その事象を捉えたところで様々な知識、見識からの様々な見方や判断・・・などが求められます!
正解はありません!
だからこそ、自分が決めたことを正しくしていく・・・という意志が大事です
令和に入って初めての社会人になる皆さんにとって縁あってホロニックに入社してきます、
それは「正しい選択」だったのか・・・どと考えるのでなく「選択したことを(ホロ社を通じて)正しくしていく」
「自分を信じられる力!」をつける
そんな気構えでホロ社の仲間に加わってほしいと思っています