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マンスリーレポート

2016年06月

「HOL Fes!」 後編

前編では新しい言葉として「交流戦略」を掲げました!

先月の会議で「つながり大臣」そして「副大臣」という役割が任命されていますがまさに「交流を促していく先頭に立つ」のが

「つながり大臣」なのではないかと理解しています!

そして少し具体的に今期、私個人そして会社の社長として実現していくことを「決意表明」ということでここに掲げます!

まず「事業面」です!

一昨年からにかけては社内の体制を固めるべく様々な「やり方」を変えてきました、大きなところでいえば「事業の集中と選択」ということで

ホロ社の事業をほぼ「セトレ」という業態に絞りました、それに伴いとりわけブライダルの取り組みについては大きく変革していきました。

ようやく、これまで陥没していた状態から地上に芽を出すところまでやってきた!というのが私の実感です!

しかし、まだ芽が出てきたばっかりです、これから根を生やし、茎を形成し、葉をつけていく・・・そんな展望を持っていきたいと思います!

今年度「やること」です!

まず上半期9月までには、新たな新規事業を立ち上げたいと思っております!

具体的には、これは今、企画部門などで進めています!おおよそ今いるメンバーは現場事業所に配属されていますので直接的には関わりがないと思いますが、

それでも新規事業は、これまでやったことにないことに新たに参入して何かをするのでなく、今、ないしは今までホロ社が行ってきたことで

社内に蓄積されてきている資源(リソース)を活用していきます

今いくつか走らせていて守秘義務などもあるのでここでは明示しませんが、今皆さんが行っている仕事が活かされる新しい展開には

違いありませんのでそこは関心を持ってもらえらばと思っています!

2つめは、年内(12月)までに「セトレ5号店」の出店を決定することを進めていきます

この新店の見込みは現時点ではありません!ありませんが、それは私自身に課すコミットメント(約束)として必ず実現したいと思います!

またその条件もつけます

それは、・・・・

私たちホロ社がそこに出したいと希望して出店するのではなく

その地域から望まれて「出店して欲しい」と望まれたところで展開していくこと

です!

つまり私たちが出店候補地を掲げて、主体的に地域(や場所)を探す!・・・のでなく「その地域から望まれるようなセトレになること」を目的としているのです!

「うちの町にセトレを出して欲しい!・・と言われ望まれること」

かなりハードルは高いと思います!

しかしそれだけ崇高で意義高いチャレンジをしていきたいと思っています!

3つめ・・・・これがもっとも難しい課題です!

昨年来から、レポートや闘魂塾などで唱えてきました「セトリズム」

それは決して今出している「冊子」が完成系では全くありません。

「強固なファンクラブ組織」に他なりません。

しかし「会員的組織を組成すること」が目的でもありません。

何度もお伝えしていますが「会員システム」はホロ社でいう「つながるつなぐ活動」・・・、

それを繰り返すことで、自然に「秩序」や「風土」が出来上がってくることが肝です!

誰もが「親友」がシステムや制度では決して築かれるのでないことは知っています。

「出会い→対話→友達→共感→親友・・・」といった自然に繰り返す順番があります。

その秩序や風土が出来上がるとそれこそ自然にそこにルールやシステムが出来るのだと思います!そこまでいきたいと思います!

そして「媒体メディア」・・・・・

今、2号目が発行されましたが、「セトリズムレター」・・・その冊子を見て

「これ売ってないの?」といわれること、もっと言えば本屋さんで扱われること、その冊子に広告主が出てくること・・・・つ

まり「メディア力」がある媒体にするということです!

そしてその結果

「強固なファンクラブ組織」になる!!というわけです!

この「強固のファンクラブ」が組織されたらどうなるか!!

どんな組織が理想か、どんな状態になるのかというと・・・・

「エージェントなくして」「広告なくして」集客できる状態です

一休や楽天、ないしは旅行代理店などに頼らず予約が入り稼動が高まり安定する状態です。

婚礼でいえば「ゼクシィなくして」集客できる状態です。

世にいう大きく、長く繁盛している店は「予約が取れない店」です。

「予約の取れない店」は・・・・それって「買い手がどうしても売って欲しい」といわれている店です!(売り手が、どうしても買ってくださいと懇願したりしていません)

すなわち「魅力を出すことにひたすら追求しそこに魅力を感じて勝手に人が集まってくる状態」です。

そのために不可欠なこと

それが「交流を促す戦略=つながりつなぐ活動」です

おそらくこの③は今期中に完結されることはないと思います!

むしろこれは永続的に続けていくことかもしれません!

しかし、今期中にこの基礎だけは築き上げたいと思います!考え方の意志統一はしたいです!

私はもちろんですが、皆さんがこの必要性をしっかり実感できるようにするようにしていきます

次に「組織面」です

こちらは比較的皆さんが働く上で直接関係するところだと思います!

今期に実現していく上での決意を表明します。

 

まず①

6月までに呼称ルールを撤廃したいと思います!

社長、部長、料理長、シェフ、マネージャー・・・・・といった類です!

理由は単純です!

呼称は縦割り秩序の象徴みたいなものです!

ホロ社は「つながりつなぐ」を謳う上でこの「タテワリな感じ」は“つながりつながっている感じがしないから・・・”です!

表現や表層的なカタチだけでは概念の理解が変わるわけでもないかもしれませんが、それでもカタチから入ることで

変わることもあるのでまずは始めてみることが大事かと思っています!

実は創業間もない頃は呼称などありませんでした、その当時は逆にさすがにタテワリ的秩序を入れなくては対外的な

ことも踏まえ会社の体がなされていない(サークルじゃないんだから!的な・・・)という見方もされましたので呼称を入れていった歴史がありました。

しかし、いまやホロ社は会社として10年以上経過し、ある意味再びフラットに戻るタイミングのような気がしています!

なので「呼称撤廃」・・・・即日では大変でしょうから四半期終了する6月までに撤廃でお願いします!

 

②・・・これはある意味悲願に近いものがあります!

今のホロ社のGM、ないしは総料理長というレベルの人の報酬を上げていきたい!ひとまず最低年俸600万円までは・・・・

これを年内12月までの期限を設けてその導入が出来るようにしていきたいと考えています!

それが実現できないとそれ以外のスタッフの底上げも実現できません!

それでも他の業界と比べても水準は決して高くありません。

他の業界と比較するのが正しいわけではないでしょうけど、スタッフの報酬水準はその会社、または業界の生産性の物差しでもあります。

もっと言えば「産業」として適正かどうかのバロメーターです!

ステイタスのある会社ないしは業界にしていくことで人材不足も解消されるだけでなく、よい人材が流入してくることに違いありません。

そういった意味でホロ社ではわかりやすいところで、今のGM、料理長、部長といわれる立場の所得水準を引き上げたいと思います!

誤解があってはいけませんが、「だから今のGM(料理長)を目指す」という風になっても困ります!

むしろ「今のGM(料理長)というステイタスをあげる!」そんな気概を感じて欲しいと思っています!

ホロ社自体がまだまだ未成熟なのです!よく言えば「未完の大器!」ということです

なので、「自身の組織の中(枠)での立場」に重きを置くのでなく「組織の力(枠)を高めていく担い手になることで自身の器を高める」・・・・・こう考えて欲しいです!

そのためには「パフォーマンス」すなわち「儲ける」ことに無関心であっては決してなりません!

そしてここでも記していますが「長」のつく人はある意味「自由」であるべきです

そしてそれは「勝手きまま」」という意味ではありません、

「自由」に対して「裁量」「権限」が付着してきます。

その「裁量・権限」を正しく行使していく「責任」があるということです。

「責任」とは「時間で計るもの」ではありません・・誰よりもたくさんの時間を費やして働くことでは全くありません。

誰よりも「結果にコミットする」ことに他ありません。

だから「自由と責任は背中合わせの一体もの」です!

この「自由×責任」を正しく行使できれば必ず「生産性がアップ」します!

つまり「利益」が出ます。

ちなみに「利益」からしか報酬は分配されません。

もちろん「利益」は「売上」からしか捻出されません。

そして「売上」は「お客様」からしか入手できません。

だから私たちは「お客様をつくる」ことに集中することです!

すると、必然的に私たちの「収入UP」が実現できます。

GM(料理長)に限らず私たち皆の報酬を上げることが出来るわけです!

社長は言うまでもないですが「長」のつく人は全体組織を底上げしていく意識を持つことが責任として重要です!

余談ですが、よく「人件費を抑えたい」と考える経営者が多いですが、それはもちろん「人件費率は抑えるべき」かと

思いますが「人件費を抑えたい」というのはいわゆる「あなたの報酬を下げたい」ということなので、

そんなことを考える経営者(上司)の元で働きたくありません・・よね?

 

最後に③

なんとか今期中にホロ社の生え抜きの取締役を任命できるようにしたいと思っています!

今現状、私、中原さん以外常勤の取締役はおりません。

過去には3名(これが最低人数の基準です)いたころはありましたが、それも生え抜きではありませんでした!

是非、ホロ社のDNAを持った人材がホロ社の経営を担う立場に立つ人、最低1名は今期中に選出したいと考えています。

出来うるならば、この総会に参加しているメンバーから出て欲しいと願っています

しかしこればかりは、実は「自身の意欲」だけではかないません

(もちろん「自身の意欲」は不可欠です)

「みんなの期待」も必要なのです

かといって「選挙」があるわけでもありません!

選出、任命するのは私を含めた取締役といわれる経営陣です!

でも、経営陣の好みであるわけでもありません

社員の中の声が不明確なカタチで反映されるのです!

この不明確な、見えない声なる声がリーダーへ押しあげるのだと思います!

繰り返しますが「自身の意欲」がなくてはお話にもなりませんが、それに加え「みんなの期待」が必要です!

是非そんなチャレンジが沸き起こってくるような組織にしていきたと思っています!

 

そういったことで今期の「事業面」そして「組織面」で実現していく内容を時間軸と共に表明いたします!

これは私自身の想いから出ているものではありますが、個々人の意欲、意向が反映されてかいないと実現も出来ません!

是非皆さんの心に火がついていくことを望みながら経営にあたっていきたいと思います!