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「VOTE ACTION」

ホロニックで新たな取り組みを始めます。

そのまま和訳すると「投票行動」

文字通りお客様に投票というカタチでホロニックの取り組みに参画してもらう、そのために共感してもらう、共感をしてもらうためにホロニックの取り組みを見える化していく、そのために色々仕掛けをしていこう・・・ということでもあります。

ホロニックの取り組み・・・すなわちそれは「地域資源を企画編集する」ですから、その文脈にあったモノゴトに参画してもらうということです。

これまで、生産者トークや訪問、今でもオープンキッチンや物販でも「地域資源を企画する」を踏襲しているわけですが、それは来館者全てに届いていたわけではありません。

ましてや、ブライダルのお客様に対してはなかなか伝わっていくのが難しい

ということで、この取り組みを通じて、消費するお客様に「参加・参画」を促すことをやっていきたいと思っています。

ベンチマークにしたお店がこのチョコレート屋さんです

https://www.imperfect-store.com/

 

商品を購入、またはカフェなどで利用したら、投票チップが渡され、店に併設されているお洒落な投票BOXに「食と農を取り巻く様々な社会課題」の中でとりわけ同店が関係する3つの課題に一番共感するものに投票してもらうという仕掛け

そして、一番になったモノ(コト)に対して取り組むという公約?をするものです

この効能は、こちらがやろうとしていることを「伝える」だけに留まることなく自ずとお客様の関心を引くことが出来るということです

その関心によって、その会社(店)の想いや理念、思想に触れることが出来る

そこから共感度を強める(強まる)ことで強固なファン層になっていく(弱める場合もあり、その場合離れていきますが、そもそも共感度弱い人は長期的なファンになりえないので仕方ないと諦めを早めることが出来ます)

せっかくいいこと(いい思想)を持っていても伝え方が下手で伝わらなければ広がらない・・・(かといって、過度に伝えるのがいいのか、とか単なるPRの手段が透けて見えてしまうくらいの軽さではダメですが・・・)

セトレは、「ReSET & ReVIVE」というスローガンがあります

(ちなみにPOTELも「ぽ~とする」と「PORT=出会いの結節点」という意味では類似している)

これは、ココロとカラダをリセットする、一方で、気付き、発見から蘇る、生き返る!・・・明日への活力へつなげる・・・

「脱力」の対義語は「やる気」「奮起」「動機」といった意味がありますが・・・この相反するニーズを両建てで充たせることに価値を見出しています

「地域資源を企画する」 地域・・・とりわけ地方にはたくさんの課題が混在しています

だからこそ今「地方創生」という国策になりそれに担当大臣まで配されているわけです。

少子化、人口減少、地場産業の衰退、縮小、空洞化、伝統産業、地場職人文化の停滞・・・などホロニックが展開する同じセトレであっても、地域ごとにそれぞれの課題が散在しています。

また同時にそれぞれに特徴や個性もあって、それぞれに解決、ないしは活かしていく必要があると考え、その舞台ステージとしてセトレが存在していることが、まさしくセトレの存在意義だと考えています。

全ての問題が解決できるわけでもありませんし、そんな力もありませんが、私たちは私たちの出来る範囲でこの志を遂行していきたいと思っています!

そのために起こす「VOTE ACTION」です。

かつて、売上の一部をその地域課題になる取り組みに寄付をしていくことをやろうとしていましたがうまく運用できませんでした。

今回は、よりお客様に主体的に参画しやすいように出来るのではないかと感じています。

「活動の見える化」・・・見えることで共感度が高まるし、参加参画を促すことでお客様(私たちも)の理解が深まり、動機が高まり、引いては行動が起き、それが社会的ムーブメントに広がってくるのではないかと思います。

ホテルを経営していて、また物販商品を企画開発していても、それを選ばれる理由は何か?を常に考えています!

数多ある同じような施設、同じような商品・・・そのための差別化を図っていく努力は、自ずと「よりベターに」を腐心しているように思います

より大きく、よりたくさん、より強く、より近く、より美味しく・・・「より〇〇〇」

この「より」は他社(者)との比較の中で、いかに出し抜くか・・・しかありません

選ばれる理由には「ならでは」でなされることが大事なのではないかと思います。

この「ならでは」はまさにこちらの「想い」「意志」、こちらが設定する「意義」「意味」

そこに「より〇〇」はそれこそ意味はありません。

地域資源を企画する!の意味や意義を、どう「お客様に楽しみながら触れて、触れながら学び、学びながら楽しむ」ような時間や空間を創出・演出できるかが肝心です

商売の原則に「三方よし」という近江商人伝来の教えがあります

「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」

しかし、SDGsが世界的に叫ばれる中で「六方よし」が言われるようになりました。

これは「作り手よし」「地球よし」「未来よし」が加わっています。

私たちの「地域資源を企画編集する」はこの「作り手よし」に強く紐づいています。

さらに、これからの未来社会においてサスティナブルというテーマにおいて「地球(環境)」「未来(社会)」は欠かせないものになります

私たちの「VOTE ACTION」の肝をこの加わった3つ!を据えていきたいと思います。

この取り組みは集客を促すための手段でもありますが、実は事業の目的でもあります。

それは事業の目的こそが、そもそも社会貢献だからです。

社会貢献につながらない事業は「虚業」です。

雇用することや、税金払う(≒利益を出すこと)は最たる社会貢献です。

それなくして事業が持続することもありません。

だからこそ「6方よし」を実現するにあたりこの「VOTE ACTION」という手段

を講じてホロニックの施設や商品を支持、応援してくださる人を増やしていきたいと思っています!

支持したくなる、応援したくなる・・・そんな世界観こそ本当に必要とされるホテルであり、商品であり会社なのだと思います!