2013年04月
「プロ意識」
2013年度がスタートしました!
ホロ社でいう16期目です!
今年年頭に掲げたテーマは「儲ける」
これを今期入るにあたって改めて確認していきたいと思います!
「儲ける」これは「金を稼ぐ」ということとは少し違います
まさにこの文字通り「信・者をつくる」ということです!
信者になっていただく対象は私たちの現場、商売においては「お客様」であるわけですが、それは「モノやサービスを買ってくださる方」というわけでもありません!
モノやサービスを買ってくださることは勿論のことですが、それ以上に「好きになってもらう」「ファンになってもらう」それよりさらに超越した「愛顧客」になってもらう人たちです!
そんな「信者=愛顧客」をつくっていくことが大きなテーマです!
どうやってつくるのか・・・
というと、これには特別な秘策や秘訣などないのではないかと私は思います!
まさに「顧客接点の数と質」しかないのではないでしょうか
いわばお客さんと接する時間を増やすこと、そしてお客さんと対話する機会を増やすこと
これしかありません!
以前にも言ったり書いたりしていますが、
「時間は主語ではありません」
だから「時間がない、そのせいで顧客接点が持てない」という理屈は成り立ちません!
信者をつくるために最大優先すべきこと、それがお客様と接する時間・・・それ以外は二の次です!
そこまでにはっきりさせていきたいと思います!
そして「顧客接点の質」これはなかなか難しい!!ですが、これは対話しかありません!
対話とは文字通り、相対して話すことです!
一方的に話す、もしくは聞くという一方通行な話ではありません!
相対して話すためには、相手の考え、価値観なども察していく、簡単な話でいえば「空気を読む」態度が必要です!そしてこちらからも話す、理解を得る、わかちあう・・・・
このような関係性を築いていくことに他なりません!
これはもう訓練と場数しかありません!
しかしこの「質」が高まれば必ず信者が増えます!絶対です!
ですから、この「顧客接点の数を必死に増やしながら、質をも高めていく」
この活動、行動を是非最優先にしていきたいと思っています!
それによって何が実現するのか・・・・
「カネが稼げる」という事象が生まれます
ですから、「儲ける」行為、行動は信者づくりをすること、その結果「金も稼げる」という流れであるということです!
この「カネを稼ぐ」ことでたくさんの効能が生まれます
「カネを稼ぐ」ことを「顧客への価値(満足)の搾取」ととらえてはいけません!
もっといえば真逆です!
満足されなければカネは稼げません!
お客さんはモノの原価や人件費におカネをはらっているわけでは決してありません!
お客さん自身の「体感」「体験」に対する価値に払っているのです!
これは何かを搾取して実現できるものでは決してありません!
価値が高く満足してくだされば、何より私たちが嬉しいと感じます!
これが最大の効能です!
そして、もちろん自分自身の身銭、いわゆる給与や賞与を上げることができます!
私たちの給与は会社の利益が原資になるのですから利益があがる、すなわち「金を稼ぐ」状態になれば身銭を上げることが出来るのです
そして、私たちが管理している施設や設備、まさにそれが私たちの商品なわけですが、その商品への投資が出来ます!
改修や改装などピカピカ磨きが出来ます!
汚い話ですが、トイレで用を足した後お尻を拭かない人はいません!
風呂に入らない人、歯を磨かない人はいません!女性であれば化粧など・・・
自分自身を磨くことに無関心な人はいないように、私たちの仕事道具だって磨くことに無関心な人は居ません
出来れば常に磨き上げておきたいと思うのが常識的です!
そんなピカピカ磨きにも際限はありません!
際限なく磨くためには「金を稼ぐ」状態になっていればストレスはありません
なので「金を稼ぐ」状態になることはとても大事です!
それもこれも「信者」なくしては実現出来ません
従って「儲ける」ということは私たちにとって最も大事なことです
それを今期は改めて堂々と声高に皆さんに訴えたいと思います!
さて今年も新入社員が入ってきます
総勢13名
彼らに伝えたいこと、それは私たちにも、また私自身にも言い聞かせるべきことなのですがそれを少し書き記しておきたいと思います
これからの日本は少子高齢化が加速度的に進むことは周知のとおりです
子どもが減って、老人が増えていくという現象ですが、それは将来に渡って生産労働人口が減っていくということです!つまり「働く人が減る」ということです!
この人口があと30年も経てば今の半分くらいになってしまう
ということはどういうことかというと、今の生活感度、生活水準を想像してみてください!
今の生活、例えば消費に対する感度、経済観念などは、今の日本経済の水準、換言すると今働いている人たちが生み出している生産性によって成り立っているわけです!
今後、簡単にいえば、今の生活水準を高めたい、もしくは維持させたいのであれば、今後働く人が今の半分になってしまうということなので、要は「今の倍の時間働く」か「今の倍の効率性」で仕事をするしかないということです!
今ブータンという国は幸せな国という評価を得ているという話を聞いた人が多いと思います
しかしそのブータンは決して日本のように物質的に豊かで恵まれているわけではありません
私たちはブータンにあこがれている人も多いと思いますが、では。そこで携帯電話がない、車もない(とまでいかないまでも不便)生活を受け入れられますでしょうか?
今の生活水準を落としてOKなんていう人はまずいません(仕方ない!というレベルはいるでしょうけど・・)
従って、私たち、働ける人は頑張らなくてはいけません
時間は有限ですから、倍の時間働くことは現実的ではありません!
倍の効率性の方がまだ現実的です!
どうすればいいのでしょう?
やはり私は一言でいえば「意識」
いかに意識を持って情熱もって、志高くもって仕事が出来るってことしかないのではないかと思います!
つまり「どれだけ仕事を好きになれるか!」って話しです!
会社の経営者は、その仕事が好きになってもらえる会社や職場の環境を高めるという意識がこれまで以上、すくなくても倍以上考えなくてはいけないのだと思います!
社員の皆さんはその仕事を好きになるためにはプロフェッショナルを目指さなくてはいけません
「好きなことをやっておカネをもらえる人、それがプロ」、
ちなみに好きなことやっておカネ払うことを趣味・・・・趣味は仕事ではありません!どちらかというと快楽です!
つまり仕事は快楽ではないってことです!
つまり「楽しい仕事」なんかない、
「仕事を楽しくする」しかありません!
前者は受動態ですが後者は能動態です!
つまり主体的です!
主体的になればなるだけ、心が折れそうになることはたくさん出てきます、悔しいことも、諦めたくなることも、辞めたくなることも、その頻度は高まるでしょう!
しかしそんなときこそチャンスだと思えることが大事だと思います!
それまで運動をしていない人がいきなり筋トレ(腹筋100回とか)をしたら、いうまでもなく「筋肉痛」になります!
しかし毎日繰り返すと筋肉痛は出なくなります!
また100回の腹筋が難なく出来るようになります、そして200回に挑戦するとまた筋肉痛になります!そしてやがて筋肉痛もなく、200回こなせるようになります!
この筋肉痛がつらいわけですが、この時が一番筋肉をつくっている時期なのです!
つまり成長している証拠です!
仕事がしんど、つらい、悔しい、そんなときが最も成長している時期なんだと考えるのが妥当です!
大リーガーのイチロー選手曰く「プロの世界では楽しいときなど瞬間に過ぎない、ほとんどはストレスを抱えた時間だ!しかしその”瞬間“のためにありったけのエネルギーを費やしていく、その中で人間構築をしていかなくてはいけないと考えている」
心の髄まで「プロ意識」にまみれている人です!
私たちは仕事人です!
このプロ意識を全員が持って、そして高めてこの一年ホロ社をさらに高いステージにあげていきたいと思います!
どうぞよろしくお願いします!