2019年01月
新しい時代
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!
今年は5月から新しい元号に変わります。
平成の時代から新たな時代が始まる、日本国においては大きな節目といっても過言ではないのではないでしょう。
またホロ社はこの1月を持って満20歳を迎えました!
人間でいえば「成人」です。
私個人で言えば、成人になって30余年。
そういった意味で国も法人も個人も節目になる年が今年です!
国家においてこの30年の出来事も私なりに総括して「うねり」を3つに集約すると
「100年に1度とも言われる2度の大震災(阪神と東日本)」
「金融の崩壊(バブル崩壊とリーマンショック)」
「デジタル情報革命」(インターネット社会とスマホ革命)
この3つは平成という時代に生まれ起こった歴史的な出来事として後世にまで語り継がれることでしょう!
また私にとっても平成という時代はこれまでの半世紀に及ぶ人生においての縮図だったのではないかと思い起こされます。
幼少時代にほぼ人格が形成されるというようなこともよく言われますが、私にとって20歳の頃(平成元年)・・・
浮かれまくっていた大学生の頃から社会人、起業、独立、結婚、親になること、などなどたくさんの出会いやご縁の節目がほぼこの時期に集約されているのです。
今の自分・・・いわゆるアイデンティティや価値観、人生観などはこの平成の30年の間で形成付けられたといっても過言ではないと思っています!
そんな中くしくも、ホロ社も20年!
これからがまさに、ホロニックのアイデンティティ、価値観、人生観が形成されていくのだと感じています!
勿論これまでの20年が礎になって形作られていくと思いますが、新しい時代に向けて、新しいステージに立つ心境です!
たった5人で始まった会社が20年経過して約100人、(一時は200人くらいになった頃がありますが)
めまぐるしい展開の変動、経営状態の浮沈・・・・たくさんの山あり谷ありを体感してきて今があります!
私自身そこから遡ること、まだ起業する前、平成初期の頃、社会人1年目、証券会社の営業をしていた当時を思い返すことがあります。
その頃、証券会社の不祥事や株式市場の暴落など業界が逆風で自分のせいでないのに訪れる客先で次々怒られるという理不尽(と思った)なことが多かったです。
そんな中飛び込み先の社長に言われた言葉を今でも覚えています。
「長田君はいいよね!!好況を知らないからさ・・・好況を知っているあなたの先輩らは今本当に大変だと思うよ!
修羅場をくぐるっていうのは今のような厳しい環境のことを言うのでなく、好況という山を登った人が谷に落とされてそこから這い上がってきた人の行動なんだよ・・・
だからあなたは修羅場なんて言葉使ったらダメだよ!」と・・・・
その頃、ただ営業して売れないこと、理不尽(と思った)なことに対して不満や言い訳をたくさんしていた私にとっては衝撃的でした。
全て外部要因に矢印を向けていた自分、しかも自分で変える余地のない外部要因に対して不満を言っていても意味がない・・・
そのことに気付かせていただいたのがその頃。
そんな気付かせていただいた社長を始め、気付きの機会をたくさん受けてきたのがこの30年!
「犬も歩けば棒にあたる!」
まさに私の30年は歩き、時に走りまくっていました!
そして歩けば棒に当たる、走っていれば壁にもあたる・・・そんな棒や壁も、そもそも歩いたり、走ったりしなければ当たらない、
つまり「機会」は自分の意識と行動でめぐり合うのだという価値観に至りました!
今も、自ら機会をつくり、そして機会によって自らを変えてきたように思います。
そしてこのスタンスはこれからも変わりません!
もうひとつ、当時。私が浮かれた学生から社会人になって打ちひしがれた頃に思ったこと
社内やビジネス街を見回して私の回りでいきがい、やりがい、働きがいを失いかけている大人達が溢れていました・・・
というか少なくとも私の回りにはそんな印象が強く残っています。
志や将来の希望を感じて成人したはずの人達が、元気をなくし、社会や会社や組織などによってその士気を失っている(奪われている?)人が多いと感じました。
私もその傾向に押しつぶされそうな人だったのかもしれませんし、私の回りにそのような人が多かった(と感じていた)のか、
またそれは景気含め時代の潮流だったのかもしれません。
そこで考えたことは今でも鮮明に覚えています。
「きっといきがい、やりがい、働きがいのある人に溢れる会社ないしは社会になったら、世の中もっとよくなるんじゃないか」と・・・
生意気新人社会人はそう思っていました!
思えば、その原体験?勘付き?が、今のホロ社の源流のように思っています!
ホロ社は何を目指すのか・・・・
ホテル業をやっていますが、なぜそれを生業にしているのか?
「つながりつなぐ」というコンセプトを明確に掲げて数年経過しますが、その先には一体何があるのか?
そんな自問自答をしてきましたし、今もしています
そこでのひとつの私なりの結論は・・・
「この先には、人のいきがい・やりがい・働きがいに溢れる社会につながる、そしてそれが豊かな社会」
と思っている、そしてその「豊かな社会づくり」の一旦を担える会社になりたい・・・と
原体験の源流は30年経っても忘れないものですね。
それを世にいう「経営理念」というものなのだと思います!
世界的経営学者・故ピータードラッカー氏はこう語っています。
経営理念は「わが社の社会に対する根本的な考え」(想い)
ミッション(使命)は「わが社が社会で実現したいこと」(行動)
ビジョンは「わが社のミッションが実現したときの状態」(結果)
これに当てはめると
ホロ社の経営理念は
「人の生きがい・やりがい・働きがいのある人に溢れる豊かな社会づくりに貢献する」
ミッションは(理念実現のための行動は)
「つながりつなぐ・・・・
そのことで関わる多くの人に“気付き・刺激・元気”を及ぼし、共に分かち合うこと」
ビジョンは(ミッションを実現した結果)
「コミュニティ創出企業」
ということになります。
そして今年、新しい時代になります!
新しい時代を迎えるにあたり、ホロニックも新しい会社に変貌してきたいと思います。
改めてホロ社はこの理念に応じたミッションを実現し、ビジョンに即した企業になっていくことに向ってまいります。
皆さん今年も宜しくお願いします!