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マンスリーレポート

2018年07月

ブランド資産

今期も闘魂塾が始まりました。

毎月2回、ホロニックの普遍的な部分を伝えていく意味で部署・部門、ないしはキャリアや年次を超えて、皆さんに同じ内容、同じ言葉で伝えていくようにしています。
(なので10回以上同じことをお話することになります)

先日、サッカーワールドカップでの様々な国の戦い方などを評して、益々「多様化」という概念がクローズアップされてきているように感じました。

日本においても予選第三戦の戦い方に賛否が出ました・・・
それは国内だけでなく海外からも・・・それを聞いていると本当に様々な見方を様々な見地、立場からするのだなあ~と感じました!

しかも、どれも「論」が通っている。

まさにこれからは多様化の時代!

ホロニックという言葉はある意味「多様化」、その「多様性の調和」を謳っています。

そういう意味では時代にあった社名ではないかと思っています!

多様化される社会(ないしは会社)の中で、多彩な人材に溢れる組織が理想です。

たくさんの「生きがい、やりがい、働きがいのある人」に溢れる社会(ないしは会社)は普遍的に素晴らしい環境なのだと思っています!

そんな中でホロは「生きがい、やりがい、働きがいのある人」に溢れる会社でもありたいと思っています。

そのホロ社が主力にしているホテル事業「セトレ」などでも「つながりつなぐ」というスローガンを元に様々な活動を行っていますが、

それとこの「生きがい、やりがい、働きがい」の創出に繋がっていくことが理想であり、それが普遍的な価値観でもあります。

さて、そんなホロ社が追求していく「普遍的な価値」・・・それはある意味、ホロにおける「ブランド価値」「ブランド資産」ともいえるでしょうが、

例えばそれがセトレであれば、「セトレとしての条件・存在意義(アイデンティティ)・必要要件・価値観・世界観・コンセプト・特徴・競争優位性・・・」です!

ちなみにセトレでいえば、それはこの3つです!!ここは是非暗記するくらい覚えておいていいところです!是非覚え叩きおいてください 

私が、色々な人たちから「セトレってなんですか?」「セトレの特徴ってなんですか?」ないしは「今後どんなところに出店していくつもりなのですか?」

と聞かれた際にお応えする解答(条件)がこれです!

皆さんも、家族、友人、お客様、取引先など関係する方々からそれを聞かれた際は是非躊躇なくこうお応えください。

難しくないです・・・この3つだけです。

 

  • 景観・景色(活かす)

景観・景色を活かすことをすること。

景観・景色を活かせる場所でしか出店しないということ(条件)

セトレは今秋・奈良で5店舗目を開業しますが、全てのホテルにおいて世界遺産、日本遺産、ミシュラン、重要文化財、国宝といいわれるようなお墨付きがついた

景観・景色を眺めることが出来る場所に位置されています。

おそらくそんなホテルチェーン(5店舗だけですけど、、)は国内では皆無です。

借景を活かすことで、心(地)を豊かにしたり、その地域の魅力に触れて新たな発見や、再発見をすることで

「いきがい・やりがい・働きがい」などを起こすことが出来るのではないか・・・

 

  • 地域の宝物・物語(発掘・発信)

地域の宝物や物語を発掘・発信していくことを主流にすること。

地域の宝物や物語を発掘・発信出来る場にしか出店しないこと(条件)

これはもう既に皆さんが自然にかつ主体的に行ってくれています。

そしてこの活動が、他のホテルとの根本的な差別化要因になっていることは間違いありません。

ここでもやはり、来街者(お客様等)にとっての「新たな発見」になったり、また地元の人々にとっては自分達の住む地域の素敵さに

「再発見する」ことで「いきがい・やりがい・働きがい」を起こすことが出来るのではないかと・・・

  • 過ごしの時間・空間(演出する)

過ごしの時間・空間を演出すること。

過ごしの時間・空間の場を設けること(条件)

ホテルのお客様、、、とりわけ宿泊のお客様は自ずと滞在時間が長くなります。

ホテルは単なる「寝床」(寝る)であったり「食事処」(食べる)といった生理的、

物理的な機能を充たすだけの時空間を提供するに留まってはいけないと思っています。

いつでも、どこでも、誰からかでも、モノを入手出来るような時代です。

そのような便利な時代だからこそ、「今しか」「ここだけ」「私(たち)からしか手に入れられないモノや体験できない

コトを追及していくことで差別性や競争優位性を持つことが出来るだのと思います。

寝るだけだった便利な場所にあったり、部屋も大きい方が有利です。

食べるだけだったら、料理の質や量で「お腹を充たす」ことが出来ることだけで足ります。

しかし、ホテルは最低でも半日から丸一日滞在する場所です・・・

それだけの時間、眠り続けたり、食べ続けたりするわけではありません。

だからこそ、「過ごしの時間や空間」をいかに心や気持ちを豊かに出来ることで、価値を高めることが出来ると思うわけです。

とどのつまりは、これら3つの不可欠な価値観・世界観で、お客様の「いきがい、やりがい、働きがい(働くことへの活力というか・・・)」

といった「甲斐(かい)」を持ち帰ってもらえるようにしたいのです。

そうしたらきっと、また来て貰えるのではないか・・・

セトレに来てもらうことは、その地域に来てもらう、体感してもらうことでもある。

そう考えれば、「また来てもらう」ことは、お客様は元より、地域にとっても、私達にとっても、、、誰にとっても嬉しいことですし、何より誰も損しないことです!

だからこの3つの基準は大事、、、まさにセトレの「ブランド資産」だということです。

これは、出来るだけ多くのスタッフに理解して欲しいと思いますし、理解不足であっても暗記して叩きこんで、

よくわからなくても誰かに「セトレって?」って聞かれた際に棒読みでもよいかた即答でそのまま発していくところからでも暗記してもらっていい文言だと思っています!

この既に皆さん、ホロ社内で共有されているだろうこの3つある基準!

これがセトレの「ブランド資産」

 

です。

資産はさらに磨く、深かめることで、それこそ深みにある強いブランドに成長していくと思います!