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マンスリーレポート

2017年04月

「いい会社」

ホロ社の20期が始まりました!

人で言うと「成人」を迎える年齢です(1999年1月創業なので実年齢的に満二十歳になるにはあと1年半くらいですが・・・)

今年新卒で入社したスタッフは9名、新卒採用を始めてもうかれこれ14年ほど経つでしょうか?

社員総数に占める新卒入社社員数がおそらく満二十歳くらいの時期には半分を超えるのではないかと思います!

「新卒入社社員」を礼賛するわけではありませんが、新卒は、「その業種」ないしは「その職種」ではなくて

「その会社」を希望して入社した人材ということですから、ホロ社という会社の礎(いしずえ)を残していく上では

社内に半数以上を占める(という指標になる)ことはある側面から見ると意義のあることだと思っています。

その今年の新卒社員に対して発したことは3つ・・・

まずは「社会人としての心構え」

経験のない新人社員にとって、私を含めた先輩社員誰にも負けない唯一の強みは何か??

それはまさに「知識・技術・経験がないということ」

経験がないことの利点は「知ったかぶりをする必要がない」ということです。

知ったかぶりをしなければ「つもり違いに陥る」ことはないということです。

そもそも人間は「やったことにないこと」と「知らないこと」としか出会いません。

そして、「やったことにないことを試しにやってみる」・・・と、ほぼ100%失敗します!

しかし、繰り返しますが人間はやったことのないこととしか出会わないので「やる」しかありません! 

知らないのであれば「調べる」しかありません。

なので、ひょっとするとそれは「失敗」とはいえないのかもしれません。

それはむしろ「実験」といえるかと思います。

「やること」ないしは「調べる」こと、そして「実験を繰り返しこと」でそれは全て自分自身の「血肉」になります。

そういった意味では「経験がない」ということは、果敢に「失敗(実験)を繰り返す」ことに引け目を感じたり、

躊躇をしたりする必要が全くないということです。

これは経験を積んだ先輩はなかなか(どういうわけか・・)出来なくなるわけですから、そこは絶対に負けません!

そんな「強み」を最大限活かしていくことが大切なことだと思います。

そしてこの「知識・技術・経験がないこと」は最も「お客様の立場でモノを見る力」があると言っても過言ではありません。

更に・・・その優位な立場であることに、より拍車をかけて、地位?を高めていく最も効果的な方法は、、、、私が思うには、、、

「おカネを使うこと」です。

消費者の目線、立場に寄り添う最も効率的かつ効果的なのは、「消費すること」これに他なりません!

「懐を痛める?」ことの「痛み?対価値」を実感することです。

で、具体的な行動として私が新人(もちろんこれは新人に対してだけではないのですけど・・・)

に対してお薦めすることは以下の3つのことを習慣化(ルール化)することです。

「毎月1本映画を見る」

「毎月1冊本を読む」

「毎月1箇所、いい場所、美しい場所、繁盛している場所に行く」

(勿論これ以上の内容を習慣化している人はこの数を上げていくことがお薦めです)

これを取り合えず半年だけでも続けることが出来たらわりと力がついていることでしょう。

1年続けることが出来れば「習慣化」されるので相当に力がついていることでしょう!

 

次に「ホロ社という会社のこと」

「ホロニック」という言葉の語源は「個と組織の有機的結合」という意味です。

つまり、独立した個々人がそれぞれの強みや個性を発揮しながら組織として調和されてさらによい組織が形成されていくという意味です。

だから「個々人の存在意義=アイデンティティ」がとても重要不可欠な資質です。

「自由」という状況を「奔放」でなく「責任」をどれだけ自覚できるかも求められるわけです。

また、ホロ社は「世の中にないこと、これまでになかったことなどをやろうとしてしまう会社」です。

冒頭にも書きましたが、やったことのないことを試しにやってみると必ず失敗します。

そんな失敗(実験ですけど・・・)、をやってしまおうとする会社です。

果たして、そんな環境を面白く、おかしく感じられる人に合っている会社です。

面白く、おかしく仕事が出来る人と、面白く、おかしくしようとする会社(組織)の両者(社)が有機的に調和していくことを目指している会社です

しかし、皆さんは今月から「プロ」になりました

これまでは「アマ」すなわち「面白いこと、好きなことにおカネを払ってきた人」でした。

「プロ」は「面白い、好きなことをやっておカネをもらう人」です。

是非、そんな環境で自分自身を伸ばしてもらいたいと思っています。

 

最後にホロ社が目指すこと、、、、

それは「いい会社になる」ことです。

いい会社とはどんな会社なのかずっと私は考え続けています。

今思っていることで,私なりの表現をするとすると、、、

「安心してバクチが打てる会社」です。

なんだそれは??という感じかもしれませんが、ちなみに、、、、

普通「安心を求める人(会社)はバクチを打ちません」

普通「バクチを打つような人は安心を求めません」

そしてホロ社は「普通な人材」「普通の会社」になることを望んでいません。

だから普通ではない「いい会社」は安心してバクチ・・・つまり「チャレンジ」する会社です。

それを目指していきたいわけです。

「安心感!」という土台!!

それを得るためには、やっぱり「物心共に余裕があること」が肝心です。

物心の「物」は物理的、つまり会社が安定していること、つまり「儲けられる体質」です。

物心の「心」は文字通り「生きがい、やりがい、はたらきがい」といった「気が充満している体質」です。

その「余裕がある」状態になるために心得ておきたいことは「魅力的になること」です。

換言して誰もがわかる言葉でいうと「もてること」です。

「もてる人」の原則は「見た目・懐(おカネ?)・前向き(ストイック)」の3拍子揃った人というのは古今東西、不変です・・・よね?

これは「会社」でも一緒です。

そんな「いい会社」を目指していきたい会社です。

そしてみなさんはそんな会社の仲間として大いなる担い手になっていくことを強く期待、願望しています。