Company企業情報

“三方よし“の「買い手よし」「売り手よし」「世間よし」に「作り手よし」「地球よし」「未来よし」を加えた
“六方よし”をクリアしていくべき方針を打ち出したホロニック社。
そして誕生したのが 20歳以下のCFO
これから共に “六方よしの未来社会”を創っていきたいと 私たちは考えています。
ミッションは、 「会社と未来を変えるためのすべてのこと」です。

CFO紹介動画

はじめに

私たちは、常に「作り手」を軸において取り組んでおりますが、これからの未来を考える中で、“三方よし”という商売原則のベースに「作り手よし」「地球よし」「未来よし」を加えた“六方よし”をクリアしていくべき方針を打ち出しました。

この実現においては、私たちの考え方だけでは限界があると感じております。そこで、これからの将来世代を生きるCFOの皆さんとともに六方よしの未来社会を創っていきたいと考えております。

CFOは、“CHIEF FUTURESHIP ORGANIZER”の略で、ホロニックの未来創造最高責任者として、自分たちが理想とする社会、そこに帰属する理想的な会社(組織像)を創造し、経営ボードへの具申・提言を行っていくことが仕事です。

CFO定義

将来世代につながる持続可能な社会をつくることを目的に、何が将来世代の利害につながり、それが将来世代と現世代にどのような影響を与えるかを明らかにするため、情報収集及び分析を行い、その結果をもとに経営ボードに対して意見を述べる組織

CFO紹介

profile

田中 愛乃タナカ アイノ

同志社大学・文化情報学部
19歳
profile

同志社大学・文化情報学部に通う19歳。 TV東京・電通高校生プレゼン全国大会優勝するなど、他にもバトントワリング、声楽、弁論、書道で優秀な成績を修める。 現在は、「廃棄苗」の農業問題を解決するため、活用法を考案し、様々なメディアにも出演、農林水産省からも賞を受賞。

CFOに応募したきっかけは?

ホロニックの(地域未来に対する)”本気”を感じたからです。 私の中で、ホテルはお客様の事だけを考えるイメージがありました。 しかし、ホロニックはお客様だけではなく、その地域の未来を”本気”で良くすることをとても考えられておられました。 持続可能なホテルとは、「このホテルが私たちの地域にできてよかった」と地域からも愛されるホテルだと思います。 ホロニックとともに、”本気”で地域未来を明るくするために挑戦できる機会があると知り応募致しました。

CFOとしてどんなことにチャレンジをしたいですか?

私は CFO として、地域創生の未来を展望し、地域の課題に尽力したいと考えています。
具体的には、地域内の魅力ある人と外部の人々とを結びつける つなぎ役」としての役割を果たし、地域社会の活性化に貢献する取り組みを目指したいです。
地域におけるホテル業界の役割は大きいと思います。経済の停滞や人口減少という課題に対し、ホテル建設の増加が新たな可能性を示唆しています。これを通じて観光客や人々の流入を促し、地方の活性化を実現する手段が存在します。そして、ホテルと地方自治体が連携することで、より地域の課題や経済復興を加速させることが可能だと思います。ホロニック社は、 地域資源の編集者」としての役割を果たすホテルです。地域未来を明るくするために、 地域の人々とともにつくっていくホテル」を目指したいと思います。
また、なによりも当事者がワクワクし、積極的に取り組みを行いたいです。『SDGs』や 『環境問題』などのキーワードだけではなく、楽しさやワクワク感を持って関与できるプロジェクトが持続可能な未来を築く鍵だと考えます。一度の興味を呼び起こすだけでなく、人々が本当に楽しみながら自然と社会に貢献できる仕組みを作っていきたいです。
ホロニックの一員として、地域の魅力を最大限に引き出し、地域全体を明るい未来へ導くため、新たな挑戦を恐れずに進んでいきたいと思います。

審査員のコメント

最優秀賞の田中愛乃さんを
選ばれた理由
立命館大学 経営学部 教授

西岡 正

選考に当たっては、提出されたプランの熟成度合とともに、ホロニックのCFOとしての活動を自律的に展開できるかについても考慮しました。 応募者の多くが、自らをプランの企画者にとどめ、その実践については他律的な展開を想定していたのに対して、最優秀者の提案内容からは、これまでの自身の活動を踏まえながら、地域課題の解決を通して、主体的に新たな価値を創出していこうとする熱意を強く感じました。 選考でもこうした点を高く評価させていただきました。 自由な発想で未来を切り開くCFOとしての活動に期待しています。

同志社大学経済学部 同経会
企画渉外委員会副委員長

沼井 哲男

着眼の面白さが決め手になりました。フードロスにアプローチするために、規格外野菜の活用に着目するケースはしばしば見かけますが、廃棄苗に言及するという点に新規性を感じました。 既に教育機関やNPO法人との活動もなされており、実現性という意味で、圧倒的なアドバンテージがあることは間違いありません。 また、人柄に関しても評価ポイントになったように思います。 今後、第二期CFOとしてどのような活動を行い、具体的な成果を残すのか。 そして、ホロニック社が提唱する六方よし、未来の明るい社会づくりのために、「もったい苗」というキャッチフレーズを用いて、どのように貢献するのか期待しています。

株式会社和える 代表取締役社長

矢島 里佳

今回エントリーされた中で、ずば抜けて質問への回答力が高かったです。 練習をすれば、レベルの高いプレゼンはできますが、やはり思考力が1番見えるのは、質疑応答。 田中さんは、どんな質問にも的確に、自分なりの視点を持って回答されていたのが印象的でした。 常日頃から、様々な視点を持ち、深く思考をされているのだろうなと思いました。 CFOに必要な自分ごと化して、課題発見解決する力を兼ね備えていると感じ、田中さんを選出させていただきました。 これからのご活躍を、楽しみにしております。

当社経営陣のコメント

代表取締役

長田 一郎

第二期CFO選考はコンテスト形式で全国から募り、地域の未来」という活動テーマから20名を超える皆様から応募がありました。 その中で田中愛乃さんが選出されたのは、既に自身のライフワークになっている廃棄苗活用」の活動で苗農家さんともに社会課題に対して実際に行動を起こしていることで手触り感を持ちあわせていて、かつ自身の掲げたミッションに対して遂行していく力を感じられたことです。 CFOはコンテストでの提案内容の評価に留まることなく、その実現に向けた継続的にアクションをすることを求めていきますので、発想力は勿論行動力が不可欠な要件になります。 今回は社会活動を行う法人(NPO)を立ち上げることをマイルストーンにもしていますのでより持続的に取り組む、つまりアイデアを企画に、そしてそれをカタチにしていくことを目標にしています。 田中さんにはその活動に持続的に帯同し、ときにリードしえる人材であろうという評価を持って選出されました。 ホロニックとしても新たなチャレンジになります、新たな地域の未来にコミットしていく担い手として大いに期待しています。

取締役

薮内 順子

前年度は、CFO3名体制で取り組みを行い、より多くの提言をいただき活動を行っておりました。 第2期生では、1名体制とし、より深く取り組みを行えるように、提案内容や人柄を重視して選ばせていただきました。 田中愛乃さんは、すでにご自身でもったい苗」の活動を行われており、社会活動における考え方や行動力などは私たちが立ち上げていくNPOには不可欠な人であると思いました。 すでに出来上がった形や考えに流されることなく、未来よし」につながる独自の発想力と行動力でチャレンジしていただけることを期待しております。

第2期生活動記録

第1期生CFO活動のご紹介